小樽水族館では羊を契約社員とし、ヒツジさんに労働条件を通知しているようです。
「野生トド向けの求人案内」「言うことを聞かないペンギンショー」とユーモアセンスを感じる小樽水族館ですが、一体どのような労働条件で羊は働いているのでしょうか。
小樽水族館で働く契約社員「ヒツジ」の労働条件について、調べてみました!
小樽水族館が羊に通知した労働条件とは
小樽水族館が羊に通知したとされる労働条件がコチラです。
家族サービスで小樽水族館に行ったら羊が草食っててさ
見たら労働条件が掲載されててコーヒー噴いた pic.twitter.com/GymKnYTGYu— 買収@UVセレクション (@baisyuu03) 2016年5月5日
▼ 小樽水族館で働く羊の労働条件
- 契約期間: 平成28年4月20日~たぶん10月半ば
- 就業の場所: 水族館の草地全般
- 従事すべき業務の内容: 草刈り機を使わずにすむように伸びた草を食べる
- 始業時刻: 一応9:00
- 就業時刻: だいたい17:00くらいまで(※GWとお盆は早出・延長作業あり)
- 休憩時間: 好きな時に好きなだけ
- 報酬: 生えている草好きなだけ(バケツの水は自由に飲んでよし)
- その他: なるべく、柔らかい芽だけではなく固い茎の部分も食べて下さい。
小樽水族館が通知した羊の労働条件は、意外とホワイトですね。
約6ヶ月契約で8時間拘束(GWとお盆は残業あり)、休憩時間は自由ですから、羊さんが羨ましい限りです。笑
調べてみたところ、小樽水族館が羊を雇用して実施しているのはエコ除草と呼ばれるもののようです。
羊が小樽水族館の雑草を食べてくれるので、芝刈り機で作業するコストを抑えることが出来る。
羊が小樽水族館の雑草を食べてくれるので、除草剤を撒く必要もなく環境にも良い。
羊が小樽水族館で働くことが話題となり、集客効果が見込める。
小樽水族館はユーモアある水族館として過去にも話題になりましたが、ちゃんと経営的視点からも考えられているようです。
羊が食べる草の量は。成羊で8~12kg、育成羊で6~8kg、子羊で3~5kgですから、かなり小樽水族館の雑草を食べてくれるのではないでしょうか。
羊を6ヶ月レンタルしても、105,000円(税別)程度のようですので、契約社員のヒツジさんは、しっかり小樽水族館に貢献しているようですね!
小樽水族館は羊だけじゃない!トドの労働条件も
小樽水族館・海獣公園の名物「トドショー」で活躍するトドは、過去に野生のトドを募集して採用したようです。
羊だけではなく、野生のトドも雇用してしまうとは、小樽水族館のセンスが光っていますね。
小樽水族館がトドの新メンバーを募集した際の労働条件はコチラ。
おたる水族館の思い出。誰か知り合いにトドがいたら紹介してやってくれ pic.twitter.com/JsJiOMpZwg
— cycloneの目 (@cyclone2193) 2013年8月27日
個室部屋と食事も付いて、引退後と繁殖まで面倒を見てくれるとは、なんとも高待遇ですね。
ちなみに、2016年に小樽水族館が職員を募集した際の労働条件はコチラ。
- 給与: 大卒 155,800円 高卒 126,500円
- 賞与: 年2回 合計4.2ヶ月分
- 諸手当: 扶養・通勤・住宅・寒冷地手当などがそれぞれの要件で支給
- 勤務条件: 勤務時間は季節によって変動。(夏季は8.5時間)
- 休暇: 公休・週休を合わせて6~8回/月程度
羊を始め、小樽水族館で働く動物の労働条件は、人間に比べるとかなり良いですね。
羊さんが楽とは言いませんが、羊に生まれ変わって、小樽水族館で働かせてもらいたいものです…。
まとめ
ゴールデンウィークも終わりかけですが、週末を利用して小樽水族館を訪れてみても面白そうですね。
小樽水族館で働く羊を見られるのは、今のところ10月半ばまでのようですので、気になる方はチェックしてみて下さいね!